和歌memo 唐紅/うつつ編-蛟√
風になびく富士の煙の空に消えて
ゆくへもしらぬわが思ひかな
(蛟)
風になびく富士の噴煙が空に消えてゆく。その煙と同じように、私の思いもどこに行こうとするのか、行方もわからない。
和歌memo 唐紅/うつつ編-唐紅√
くらべこしふりわけ髪も肩過ぎぬ
君ならずしてたれかあぐべき
(みこと)
くらべあった髪の長さも、私は肩を過ぎて伸びました。あなたのためでなくてどなたのために髪をあげましょうか。 ※髪をあげるとは、女性が成人し、結婚できることを示す。
和歌memo 唐紅/うつつ編-唐紅√
筒井つの井筒にかけしまろがたけ
過ぎにけらしな妹見ざるまに
(唐紅)
庭の井戸をかこむ、井筒(井戸の枠)と比べたりして遊んだ私の背丈もずいぶん大きくなったのですよ、あなたにお会いしないうちに。
幼馴染の男女の、男性の方が女性に向けてプロポーズしたときの歌です。
和歌memo 唐紅/うつつ編-唐紅√
名にし負はばいざ言問はむ都鳥
わが思ふ人はありやなしやと
(唐紅)
「都」という名を持っているのなら、(都の事情に詳しいであろうから)さあ尋ねよう、都鳥よ。私が恋い慕う人は無事でいるのかいないのかと。
和歌memo 唐紅/うつつ編-唐紅√
ちはやぶる神代も聞かず竜田川
からくれなゐに水くくるとは
(唐紅)
不思議なことが多かったという昔の神々の時代にも、こんなことは聞いたことがない。この竜田川に紅葉が浮いて、川の水から紅のしぼり染めにしたなんて。
華アワセ 唐紅/うつつ編
木花之佐久夜毘売とともに天孫邇邇芸命(ににぎ)の元に嫁ぐが、石長比売は醜かったことから父の元に送り返された。大山津見神はそれを怒り、「石長比売を差し上げたのは天孫が岩のように永遠のものとなるように、木花之佐久夜毘売を差し上げたのは天孫が花のように繁栄するようにと誓約を立てたからである」ことを教え、石長比売を送り返したことで天孫の寿命が短くなるだろうと告げた。
元ネタこれだね
/狒狒er
/用来发乙游疯
/头像一般是近期精神状态(?
⚠️好きなことを好きなだけ