WEB再録「ティレアナ・be with you」 | 暁 https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=20038313
「ティ……」
「ほれ、続き」
続きを促すティレル様はどこか楽しそうだ。楽しそうなティレル様を見られるのは嬉しいのだけど、状況が大変よろしくない。
「……レ」
「ああ」
「……ル様」
「お前……急にへたれるな」
「もう今日はこれくらいで許してくださいっ……!」
急に名前を呼び捨てにしろと言われても難しいものは難しい。私はティレル様の胸元を強く掴んで引き寄せると、ティレル様の唇に自分の唇を思い切りぶつけた。
「~~ッ! おい、アナスタシア……っ!」
「さ、さあ! 帰りましょう、マヤも待っていますし、狼が出るかもしれませんし!」
吼吼吼这段安娜主动实在太可爱了好好好,好好好!
「あー……それは追々だな」
「追々なんですか?」
「遠くない未来で叶えるから待ってろ」
珍しくはっきりしない物言いに困ってしまう。
「つまり今私が出来ることはないという事でしょうか」
「お前はもう少し欲深くなれ」
「十分欲深いですよ」
果然还是最喜欢直球~